• ◆仕事で使うならこだわってみようよ◆

どっちを選ぶ?そもそもワイヤレスイヤホン必要?

Apple AirPods Pro Sony WF-1000XM3
左:Apple AirPods Pro 右:Sony WF-1000XM3

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このページまでたどり着いた方は、ワイヤレスイヤホンを初めて買おうとしていて、
売れ筋のものを調べると、この2機種にたどり着き、値段が高いこともあり、
買うのを躊躇したりしている人ではないでしょうか。
私が想像するに、特にお悩みポイントはこれらかと思います。
 ※結論から言うと総合評価はAirPods Pro に軍配があがります。
  理由を長々と述べていきます。 
 

  • 値段が高いので買うほどの価値があるか?
  • いま使っている安い有線のイヤホンでそこまで不満は無いんだけど?
  • イヤホン自体、通勤時間帯しか使わないから買う意味があるか?


どちらかを選ぶ前に、まずワイヤレスイヤホンって必要?

今までワイヤレスイヤホンを使ったことが無い人にとっては、出発地点としてこの問題に直面します。
今まで有線イヤホンで不自由することなく生活してきたわけですから、迷うのは当然ですよね。

結論から申し上げると、私はワイヤレスイヤホンはイイ買い物だったとおもってます!!
わたしの日々の生活を事例に挙げ、長々と書いていきます。

日々の生活に変化がもたらされる

有線イヤホンを使っていたときの私の例を挙げます。
家を出て、自転車で駅まで向かいます。自転車置場に自転車を置いて、歩いて改札まで向かっている途中に、かばんのポケットに入っている有線イヤホンを取り出します。ほとんどの場合、かなり絡まってます…。
歩きながら解いていると、改札まで着いてしまい、電車のホームにたどり着くと、電車がすぐに来てしまい、結局、有線イヤホン解く前に電車に乗車する羽目に…。
通勤時間帯の電車は満員ですから、そのまま有線イヤホンを付けれず過ごすことになるでしょう。
ワイヤレスイヤホンならそんなこともありません。
かばんからケースを取り出し、開いて耳に付けるだけ。その後はスマホから音楽をスタートさせるだけです。
これが毎日となると、無線になるだけで、かなりの恩恵があると思いませんか。

こんなかんじ

耳に着けると即接続される便利さ

これは現行のワイヤレスイヤホンであればほとんどそうですが、ケースから取り出して、
耳につけた瞬間、スマホと接続されます。
もちろん初回はペアリング(スマホとの接続)しなければなりませんが、その後は不要です。
ペアリング方法も簡単なので、機械が苦手な女性でもラクラクできちゃいます。
仮にもしできなかった場合でも、身近な男の人に1度やってもらえばいいだけですね 笑
耳につけたらすぐに接続されたことを示す音がなったり、英語で「Bluetooth Connected ! 」と
外国人の声でアナウンスされたりするので、接続されたかどうかもすぐわかります。


値段が高いので買うほどの価値があるか?

では、やっと値段ほどの価値があるか、というお話になるわけですが、
まず、2つの機種の値段にフォーカスすると以下のとおりです。

(2020/2/16 Amazon価格)
 Apple AirPods Pro :30,580円
 Sony WF-1000XM3 :25,168円


決して安い買い物ではないことは確かです。
この価格をどう紐解いて、自分のライフスタイルにマッチするか、
を見極めることで「自分にとって買う価値があるか?」の答えが出てくるわけです。
見極める材料をそれぞれ書かせてもらいます。


AirPods Proの良さ

AirPods Pro に関しては、以下の点がズバ抜けているのでめちゃ売れています。
以下3点は、WF-1000XM3 に比べても勝ってます。

  • 圧倒的なアクティブノイズキャンセリング
  • 外部音取り込みモードの性能の良さ
  • 長時間着けることを想定した圧迫感の無い着け心地


圧倒的なアクティブノイズキャンセリング

アクティブノイズキャンセリングがなにかわからない方もいらっしゃると思うので、
説明すると、AirPods Proには実は外向けにマイクが搭載されています。
この黒い部分はマイクとセンサーです。

「何に使うの?」と思うかもしれませんが、アクティブノイズキャンセリングは、
外向きのマイクが外部の音を検知し、その音を打ち消す周波数の音を作り出して雑音を消し去る機能のことをいいます。
Appleではこれを「アンチノイズ機能」と紹介しています。
また、内向きにもマイクが搭載されていて、耳の内側の音も取り込んで、
アンチノイズ機能で雑音を消し去るということをしています。
Air Pods Proのアクティブノイズキャンセリングの性能がいい理由は、
このマイクの性能の良さにあります。
WF-1000MX3もアクティブノイズキャンセリングの機能を実装していますが、
両方とも私が使った客観的な意見は、AirPods Proのほうが勝っていると思います。
着けた瞬間、静寂が訪れます。

シチュエーションを例に挙げると、スタバなどのカフェで勉強する人、
仕事をする人はものすごく重宝するとおもいます。
まわりの雑音が緩和されるので、自分の作業に集中できます。
また、AirPods Proのポイントとしては、音楽を流さなくても耳栓としても高い性能を発揮します。
耳に着けるだけでアクティブノイズキャンセリングが作動するので、
音楽を流さず耳栓のように使うという方法もあったりします。


外部音取り込みモードの性能の良さ

「外部音取り込みモード」 というのは、イヤホンをしながら外の音が聞こえる機能です。普通のイヤホンだと耳が密閉されているため、
音楽が流れていたりすると、誰かから話しかけれても気づかないですよね。
それが気づける機能になります。

ピンと来ないとおもうので、わたしの例を挙げます。
わたしは毎日、会社の最寄り駅に着いたらコンビニで朝ごはんを買います。
もちろんAirPods Proを着けています。
コンビニでレジにならんで会計をするわけですが、
店員さんに「Tポイントカードはありますか?」とか言われるわけです。
そのときどうしますか?イヤホンを取って「なんていいました?」とか聞き返したり、
何を言われたかわからないけど、想像で「無いです」とか言いますよね。
AirPods Proだとそんなことはありません。
レジに並ぶ前に「感圧センサー」を長押ししておけばいいだけのことです。

むしろ、わたしの場合は、移動中は基本的に「外部音取り込みモード」にしています。
誰に話しかけれても反応できますし、なにかハプニングに遭遇した場合でも
イヤホンしていない状態と同じアクションをとることができます。

つまり…AirPods Proを着けたまま長時間の生活が可能になります。
これはライフスタイル変革と言えるのではないでしょうか。
実際にわたしは平日の日中時間帯でトータル6時間着けていたことがありました。
たかがイヤホンでありながら、生活が変わったということになります。

ここまでの流れでわかった方もいらっしゃるかもしれませんが、
「外部音取り込みモード」も実は、 外向きのマイクを使って実装されている機能です。
アクティブノイズキャンセリングのときもそうですが、とにかくこのマイク性能が
抜きん出ていることがAirPods Proの素晴らしさになっています。


長時間着けることを想定した圧迫感の無い着け心地

イヤーチップを外した状態

AirPods Proは上記の写真のように イヤーチップを外すと先端部分はイヤーチップだけで構成されています。
どういう意味かというと一般的なイヤホンは以下のように突起が出ていて、
突起にイヤーチップをはめる構造になっています。
長時間イヤホンをつけていると、この突起が耳を痛くする原因にもなったりします。

イヤーチップを外した一般的なカナル型イヤホン



通話性能も申し分ない

AirPods Proでの通話性能について言及された記事はあまりみたことがないので、記載します。

私は仕事柄、スマホで電話会議(Skype、Zoom、Microsoft Teams)をすることがよくあります。
そのため完全ワイヤレスイヤホンで通話性能が高いものを探し求めていました。
電話会議する場所はスタバやタリーズなどのカフェであったり、歩きながらというときもあります。
つまりノイズが多いところでの電話会議が多いわけです。

何個か試したワイヤレスイヤホンの中で、一定の通話性能を維持してくれた完全ワイヤレスイヤホンは、この3つでした。

  • Jabra Evolve 65t
  • Plantronics Voyager シリーズ(ただし、モノラルイヤホン)
  • Apple AirPods Pro


テスト方法はスタバでSkype会議に入り、通話相手に声の聞き取りやさを評価してもらいました。
また、LINEのテスト通話機能をつかって、ノイズの入りかたをテストしました。

Jabra Evolve 65t


Jabra Evolve 65t
さすがにヘッドセット専門メーカーの意地を感じました。
周囲のノイズはあまり拾わないスタンスで、自分の声を届けるという感じです。
ただ、自分がしゃべっていないときは、周囲の人の声を少し拾ってしまうため、しゃべっているときはきちんと相手に聞こえるんだけども、しゃべっていないときはマイクをミュートにしたほうが通話相手に不快感を与えずに済みます。
アクティブノイズキャンセリングが搭載されていないため、めちゃくちゃうるさいところでの通話は苦手かもしれませんが、うるさめなカフェなどであれば十分通話できる性能だと感じました。音楽を聞くとしても一般的な有線イヤホンくらいの音質は維持されているので、通話に比重を置きながら、音楽も聞く人にはオススメだとおもいます。


Plantronics Voyager シリーズ
プラントロニクスはアメリカの音響機器メーカー でヘッドセットを専門にしているメーカーです。
今回使用したのは、私が昔から愛用している Voyager Pro HDで、片耳のイヤホンです。Jabra Evolve 65t に似たマイク性能ですが、
マイクが飛び出ているだけあって、きちんと声を拾う設計になっています。
通話するだけであれば申し分ないですが、音楽を聞くとポンコツですので、
通話に特化した用途であれば問題ありません。
大体6000円から15000円くらいが相場なので、通話に特化した場合はこのヘッドセットがオススメです。


WF-1000XM3
正直なところ、WF-1000XM3 は通話性能に関しては話にならないレベルなので、 このワイヤレスイヤホンで通話することは考えないほうがいいです。
周囲のノイズを軒並み拾ってしまうので、相手に不快感しか与えず、ノイズがすごいので通話相手から「何言ってるかわからない」とキレられます。
部屋を静かにして、テレビだけつけている状態で通話してもテレビの内容が相手に丸聞こえです。2020年1月末くらいに通話性能向上の新しいファームウェアがリリースされましたが、劇的な変化はありませんでした(わたし調べ)
通話性能に関してはこの3つの中では、一番劣っているイヤホンでしょう。


AirPods Pro
通話性能は、Jabra Evolve 65t と肩を並べるか、超えるくらいの性能です。
正直、最初はいくらApple とはいえど、ヘッドセット専門メーカーには劣るでしょう、と思っていましたが、張り合ってきました。
完全ワイヤレスでありながら、きちんと声を拾いつつ、ノイズキャンセリングがはたらきながら通話しているような感覚です。
(明確にメーカーが公言しているわけではないので)

実際のところ、いまではAirPods Pro でほとんどの電話会議に参加してしまっているのが現況です。

ここまでがAirPods Proのお話です。

WF-1000XM3 の良さ

WF-1000XM3 は、AirPods Proによりも前の2019年7月13日に発売されたワイヤレスイヤホンの先駆者です。
このイヤホンが登場してからワイヤレスイヤホン市場が盛り上がったといっても過言ではありません。
WF-1000XM3についても、話題になった理由はノイズキャンセリングの性能がすごいからです。

私が思う WF-1000XM3 の良さは以下です。

  • 低音をきちんと表現してくれる音質の良さ
  • 耳に装着したときのアナウンス(地味にいい)
  • ノイズキャンセリング


低音をきちんと表現してくれる音質の良さ
客観的な意見として、Airpods Proより音質がいいです。

特に感じるのが低音(ベースとか)ズンズンするような音楽を聞く人は良いと思います。クラブミュージックであったり、低音も高音もきちんといい音で聞きたい人は WF-1000XM3 が良いかと思います。
一方で低音を何よりも重視するようでしたら、BOSEのワイヤレスイヤホンを検討したほうがよいです。
高音も低音もバランス良くいい音質を求めるなら WF-1000XM3 はオススメです。


耳に装着したときのアナウンス(地味にいい)
あまりフォーカスされない部分なんですが、耳に装着したときに「Bluetooth Connected !」と女性 or 男性の声でアナウンスしてくれます。
いろんな機器にペアリングしてたりして、本当につながってる?と思いそうになったこともあるのですが、
接続が確立されたときにアナウンスをしてくれるのは両親的でした。


ノイズキャンセリング
WF-1000XM3 はAirPods Pro 同様に外部と内部にマイクを装備していて、同じような役割を果たしています。外のマイクで騒音を収集して、
騒音を打ち消す効果のある逆位相の音を生成してノイズキャンセリングを実装しています。
(以下メーカーサイト)

WF-1000XM3 のノイズキャンセリングの性能は他のワイヤレスイヤホンに比べるとすごいのですが、
AirPods Pro のノイズキャンセリングと比べると、完全に劣っています。AirPods Pro のほうが発売日が4ヶ月程度後だったというのもあるかもしれませんが、
ノイズキャンセリングを重視する方はAirPods Pro を買ったほうがいいです。

結局どっちがええねん!

結局どっちがええねん、となると思うので、わかりやすく評価表にしました。

■最後に(まだまだ書けそうですが)
ワイヤレスイヤホン買うなら、値段が高いやつを買ったほうがいいです。
後悔が少ない。5000円くらいのやつを買うとたぶん一番後悔します。
高いワイヤレスイヤホン買わないなら有線イヤホンで我慢。
買うならこれらのハイエンドクラスか、Jabra Elite 65t あたりを買うか、思い切ったほうが後悔は少ないです。

今回はこのへんで!ではっ